【番外編】牛久大仏

関東鉄道竜ヶ崎線の追加取材時、午後に時間が空いたため、近隣の有名観光地でもある牛久大仏に行ってみました。竜ヶ崎線接続の佐貫駅(さぬきえき/現・龍ケ崎市駅に改称)から下り土浦方面の隣駅・牛久駅まで行きます。

とっても、ビッグなお方でした。周りに比較する大きな建物や山がないので、意外に高さ120mを感じさせないのですが。大仏の胸の辺りにある展望台は、窓がスリット状で小さく、思ったほど展望は良くないです。下の階には、謎の空間が広がっており、楽しいです。

常磐線牛久駅から関東鉄道バスに乗り、20分ほど。霞ヶ浦南岸の丘陵地帯にあります。駐車場付近からも、その大きさにびっくりです。仲見世と敷地外からなら無料、庭園内のみは500円、胎内拝観&展望台までは800円の見学拝観料がかかります。


(入場券売り場前駐車場からの牛久大仏。)

(園内観光案内板。一応、寺院であるが、観光化されている。)

高崎の観音様の三倍ありますが、美しさなら、高崎の方が勝ちかもです。牛久は結構ゴッツイ感じがし、男っぽく、高崎は母的に感じます。なお、本尊の阿弥陀如来坐像であり、全体は本堂も兼ねているとのこと。


(28階建て高層ビルに相当する牛久大仏。手前の香炉も日本一の大きさという。)

(真下から見上げると、首が痛いほど。手のひらには、奈良の大仏が乗るとのこと。)

(斜め下のからが、見栄のいいポーズに。)

台座の真裏に胎内見学の玄関があります。ここで靴を脱ぎます。暗転後の1階エントランスの次の間、プロジャクターでUFOのような謎の大空間になっています。小さな子は怖がっていました。一応、極楽浄土をイメージしたとのこと。このホールには、蓮のお香が漂っています。


(極楽浄土をイメージしたエントランスホール。)

階段を上がった二階には、資料展示室があり、建設の様子の写真や足の親指模型もあります。大仏の本体は、外は銅板、中は鉄骨組みとのこと。パーツ毎に制作して、組み合わされ、建設に10年かかったそうです。


(資料展示室の大仏の親指実物大模型。)

そして、二階の資料展示室から、直通エレベーターで展望台へ。展望台は高さ85mですが、窓が縦スリット状なので、横方向は見えにくいです。写真は霞ヶ浦方面になり、遠くにモヤがかかって、良く見えませんでした。手前の高架道路は圏央道になります。また、仏舎利(撮影禁止)も黄金の豪華な器物に中に安置されています。見ると5ミリ位の欠片が三個くらいだけ。でも、億単位の価値かと思います。


(展望窓からの圏央道。各方角に展望窓があり、天気が良ければ、富士山や男体山、東京スカイツリーも見える。)

展望台から降りて、台座部分の3階の蓮華蔵世界へ。黄金の胎内仏3,400体が一周しています。展望台よりも、ここがインパクトありました。なお、納骨堂ではなく、法名帳(戒名を記した冊子)をしまうそうです。仏像の大きいのは3尺(約90センチ)、小さいのは1尺(約30センチ)。100万円と30万円の志納とのこと。さて、高いのか、安いのか。ここの知名度を考えると、意外に安いのかもしれません。大きいのは埋まっている場所が多いのですが、小さい方は80%位空いていて、募集中です。


(大きな仏像は祭壇の左右に安置。)

(小さな仏像がマンションの部屋の様に。)

帰りには、仲見世の土産店のイートインで、コーヒーと名物の牛久大仏饅頭セット(300円)を食べて帰りました。大仏自体が古くないので、プレハブ建ての少し味気ない感じの仲見世です。


(新しい感じの仲見世。)

浄土真宗なので、全体的におおざっぽな感じがします。もとは、農民仏教なので、よく言えば、ゆるいとも言えます。園内には大植物園(浄土庭園)やミニ動物園もあり、家族連れのピクニックにもいい感じでした。

牛久大仏公式サイト

(おわり)

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(※浄土真宗)
始祖は親鸞(しんらん)。浄土真宗は三派あり、京都西本願寺の本願寺派、京都東本願寺の真宗大谷派、東京浅草の東本願寺派(京都東本願寺ではない/戦後に真宗大谷派から分離)。各派の違いは少なく、若干の名称などに違いがある程度で、ほぼ同じとされる。牛久大仏は東本願寺派本山の東本願寺。

【取材日】
2017年1月22日

【カメラ】
RICOH GRII

2020年9月8日 ブログから転載・文章修正・一般公開化。

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