寺下雅一写真展「ミンガラーバ! ミャンマー・レイルサイドストーリー」を観に行く。

当サイトの右カラムで、ご案内しておりますとおり、ペンネーム「風太郎」さんこと、寺下雅一さんの個展を観に行きました。

東京会場の2日目、猛烈な炎天下のなか、新宿駅西口から都庁への地下道を進み、オリンパスプラザ東京へ。メーカーショールームに併設されたギャラリーが会場です。ショールームよりもギャラリーの方が大きいと言っても、過言ではなく、都内最大級・延べ36メートルの展示壁があるとのこと。

照明が落とされたギャラリーに一歩入れば、その膨大な展示数に圧倒されます。「熱帯雨林の密度感を表現したかった」とのご本人の弁。会場にかすかに流れるBGMは、線路市場の音源の懲りようです。また、近年、大きな壁面に少数の写真を展示するスタイルも多く見られますが、写真同士がぶつかり合うような展示も面白いと感じます。


(エントランス部。客車から身を乗り出した少年達と混沌とした線路市場の様子。)

総展示数は約80枚。最大サイズはA0版・計18枚と豪快で、1枚のサイズは、横幅120センチ×高さ90センチもあります(おおよそ、見開き状態の新聞紙2枚分の大きさ)。人物のアップはほぼ等身大であり、その情報量や迫力はスマートフォンやパソコンモニターの比ではないです。また、全体的に暖かな色調になっており、南国の熱気を十分に感じさせます。


(第1展示壁から第2展示壁は、鉄道よりも、線路市場や沿線の生活風景がメイン。可愛い子供たちも大勢登場している。)

(鉄道色のある第3展示壁。案内ハガキの写真も巨大サイズで。ここで、やっと、国鉄キハ40が登場。次の第4展示壁では、得たもの失ったものをテーマに印象的な作品が続きます。)

鉄道写真というと、車両ばかりな印象が一般的でありますが、沿線の人々の暮らしと鉄道は密接に関わり合い、それは切っても切れない関係であります。単に鉄道のハード面だけを切り撮ったものが、鉄道写真の全てであるのかを、自問させられました。

また、この記事の「写真の写真」では、その本質も感じられないと思います。ご自身の目で観て頂きたく、ぜひ、会場におでかけ下さいませ。おすすめいたします。

寺下雅一写真展(東京展)
「ミンガラーバ! ミャンマー・レイルサイドストーリー」

【会場】 オリンパスプラザ東京(新宿駅西口から徒歩5分)
【会期】 2020年8月28日(金)〜9月9日(水)まで。
【開場時間】 10時〜18時、毎週木曜日は休館。
【入場料】 無料

9月中旬から、大阪展も開催予定です。
会場への地図や詳細は、下記のサイトをご覧ください。
オリンパス公式サイト 写真展案内

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【取材日】
2020年8月29日(土)

【カメラ】
FUJIFILM X100V

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